著者はイラストレーターなだけあって、旅先での様子が写真とともにかわいいイラスト満載で紹介されています。友人の商品買い付けに同行しての旅日記ですが、感性の豊かさや粘り強さをとことん感じさせてくれる文です。旅行ガイドとしても、エッセイとしても、イラスト集としてもこんなにちっちゃな1冊で何度も楽しめるなんて著者や出版社に大感謝です。
雑貨店を開くことになった友人のひろみちゃんと、買い付けも兼ねたベトナム二人旅。<br>ベトナムのチープな雑貨が好きな若い女の子の乙女心くすぐりまくり♪<br>ぜひ、スーツケースに入れて旅行に持って行きたい超おすすめのガイドブックです。<p>ほとんど全ページにかわいいイラストやカラー写真が載っています。<br>とにかく著者の杉浦さんのセンスと着眼点がサイコー!<br>チープでかわいい雑貨。<br>安くておいしいお店。<br>日本人の私たちから見るとどこかヘボいベトナムの人々のライフスタイル。<br>ページをめくるたびに笑ったり、「かわい~」「おいしそ~」と歓声をあげたり大忙しです(笑)<p>しかし、そんなベトナムの良い面だけでなく、料金的な面での相場や価格交渉の仕方などシビアな部分もきちんと書いてくれているのがありがたい。<br>観光客は料金をボラれたり、怖い思いをしたり損をするような場面も出てくるかもしれないのでここでしっかり学んでおきたいですね。<p>楽しく・賢く楽しみましょう!<p>今回、杉浦さんとともに旅をした友人のひろみちゃんのお店は高円寺にあるみたいです。<br>ベトナムまで行くのは難しい方はこちらのお店をのぞいてみればきっとかわいい雑貨に出会えると思います♪
友人の雑貨買い付け旅行に同行した20代後半女性によるベトナム旅行記。<br>目につくまま、感性のままに、好きなもの・嫌いなものをはっきり書いているのがおもしろい。<br>ベトナム名物の陶器、バッチャン焼についても「好みじゃない」とばっさり切り捨て。<br>予算や宿の選び方の基準も、普通の女性の感性に近いので、参考になると思う。<p>著者はベトナム旅行2回目とのことで、深く踏み込んだ記事はない。<br>個人的には社会主義国であることが気分的にネックになっているので、そのへんもうちょっと突っ込んだ情報があると嬉しい。<br>また近隣諸国との比較もなし。