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| 日本人に一番合った英語学習法―明治の人は、なぜあれほどできたのか
(
斎藤 兆史
)
まさに「すばらしい!」の一言に限る!
<br />挙げればきりが無いのだが、かなり日本の英語教育に対し、辛口の発言がある。
<br />例えば、「生徒が文法無視でしゃべることによって助かるのは、じつは教師のほうであって、生徒ではない。つまり、文法無視でしゃべらせることほど、教師主体で身勝手な教授法はないのである。」(P87)なんて、教師や教育委員会、文部科学省の役人たちは肝に銘じておいたほうがいいだろう。
<br />他にも、”低級な「英会話」ごっこ”、”「バイリンガル」は幻想にすぎない”などなど、「そうだ!よくぞ言ってくれた!」のオンパレードである。
<br />子供に英語を習わせようと思っている親、英語を学習中の学生(中学生以上)、現場の教師達その他もろもろ英語に興味があったり、関わっている人全てが、この本を読んで絶対損はない!断言できる。
<br />(教育委員会や文部科学省の役人は絶対読まないだろうな)
<br />この本1冊に内容が凝縮されてぎっしり詰まっているので、ある意味、1冊なのがもったいないくらいだ。この本の内容だけで、2,3冊にしてもいいだろう。
<br />ただ1点だけ残念なのが、本のまえがきで、英語関連業界、英語産業、政治優先の語学行政などに触れているが、ただ触れるだけでなく、教育関連の実態(教育関係者の天下りの実態)について、もう少し詳しく書いて欲しかった。
<br />文部科学省や教師など教育関係者の天下りなんて、テレビではほとんど扱われないので、いい機会だと思うのだが。
<br />ぜひ第二弾を出版して欲しいものである。しつこいようだが、買って損は無いぞ!(笑)
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