『作曲本』というだけで、歌は聴くだけの世界(?)だった私には、
<br />関係がない本、そう思いました。
<br /> ところがパラパラとページをめくってみて「プロじゃなくても、誰でも、歌を作りたいと思うなら、それでもう曲作りの一歩を踏み出せる・・・」、
<br />この言葉に驚いています。
<br />「はじめに」からを精読したい、その思いに駆られています。
<br /> まだ「一章」の日常がどんなに音楽に満ち溢れているかを
<br />教えてくれ様々なシーンを読んでいる最中ですが、
<br />それに気づかせてくれる内容は、私たちのありふれた毎日の街の中ことです。
<br /> 言葉の一つ一つに、音楽の全分野への深い愛情を感じます。
<br />同時にそれは、人間愛に基づいていてのことだと感じます。
<br /> この本に出会えて、そして読めることに感謝です!
<br />「生きるヒント」を、与えてくれそうな予感さえします。
<br />多くの、私と同じような主婦の方にも、読んでいただきたい本です。
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作曲するための基礎知識が書いてあったり、ヒントがそれとなく書いてある本は読んだことがありますが、いまいちピンとこないものが多かったので、困ったなーと思ってました。
<br /> だけど、この本は違う!心のこもった音楽をつくるためのヒントがたくさんありました。多くの知識を持っていても、上手な使い方をしらないと宝の持ち腐れになってしまいますが、思い描いた世界を表現するため、理論をどのように活用していけば良いかが、分かりやすく書かれていると思います。
<br /> そして、すごく見やすいレイアウトだと思うので、すごく読みやすいと思います!作曲に興味ある方、プロを目指している方、オススメです!
著者の、何十年にもわたる作曲家生活の中での、実際の音楽現場で得た知恵がぎっしり!誰でも、今日、今からできる作曲のためのエクササイズが、満載です。
<br />エクササイズためのヒントは、「なにか自分でも曲が作れたらなー」と一度でも思った事がある人にとっては、とっても簡単で、とっても効果のある方法です!
<br />なるほどなあと、思わせます。
<br />また、どのページから読んでも大丈夫な書き方がしてあって、ずぼらな私にはとっても便利!
<br />Jポップの作られる、現場での流れとか、とってもレアな情報も楽しいです。
<br />最後の方に載っている、ビートルズ「イエスタディ」の分析はホントおもしろくて、必読ですね!
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