シスアドの勉強というのは継続が命らしい。でも何が辛いって皆さんおっしゃるように「用語が難しい」こと。しかも、多くのネット上の辞典は、辞典の中にある説明の言葉自体が難しい。情報処理試験は範囲も広いのでこういった辞典は絶対に必要である。私は最初、しょっちゅう出てくる「オブジェクト指向」なるものが何なのかさっぱりわからなかった。テキストを読んでもわからない。繰り返し読んでもゆっくり読んでもわからない。この辞典を読んで初めてイメージがつかめた。1つだけ難点を挙げるとすれば、この世界の動きが早すぎて「個人情報保護法」など最新の用語には対応しきれないことだ。それはネット上の用語辞典を使用したい。このくらいの厚さなら試験までに全頁を眺めることもできるだろう。これだけのボリュームでこの値段は素晴らしい。
過去問をといていると必ず「?」用語が出てきます。
<br />手ごろな価格なので初級シスアドを受験する方は辞書代わりに手元に置いておくと便利です。
<br />同じ出版社から「情報処理用語辞典―基本情報技術者・シスアド試験対応」がでていますが初級シスアドは本書で十分です。
<br />むしろ本書のほうが内容が出版日1年分新しい。
<br />ちなみにテキストは他社の柏木厚先生の、問題集はLECのものをつかいました。
<br />テキスト、問題集は複数買うより自分に合った物を午前・午後用に1冊づつ買ってじっくり勉強しました。
問題集や、参考書系の本での学習を主体にする中で、絶対に「意味のわからない言葉が山ほどあるはず」と確信し購入しました。(参考書や問題の解説では、用語の解説はやはり限られるもの。)解説文は、簡潔で分かり易く、二色刷ではありますが、図説や写真が掲載されているのも魅力です。