幼い頃って、どうしてあんなにうんこが大好きなんでしょう。道ばたにうんこが落ちていたとき、何故か大騒ぎした記憶があります。大人になるにつれて、うんこを含めて下の話は品がないとされ、隠されてしまいます。本書は、忘れてしまった無邪気な気持ちを、なんとなく思い出す本です。無邪気なだけじゃなくて、目から鱗のうんこの雑学や、うんこと健康の関係、うんこと地球の関係等を真面目に楽しく考える本です。…って、いつの間にかウンココロ手帖なんてものも出ていたのね。要チェックかもだわ。
このクソヤロウ、そんな安直なメッセージと勘違いしました。反省してます。マキヤベリさえ逃げ出し、マザーテレサも愛しえなかったウンコ。彼らはウンコの本質を知らなかった悲しい人。けれど人はいとしいウンコに帰る、いや還るべく生きていている…。それをこの本を通じて知ることができた。もういつウンコになったっていい。そんな素敵な想いのひとかけらが胸のなかにまだ見ぬ新しい花をめぶかせた。ありがとう、まだ半分しか読んでないけど、この本に出会えてよかった。(28歳、大学生)
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「通になるなら便通になりたい」に惹かれて読みました。単に「食べ物はバランスよく」「ストレスを溜めずに」というのではなく、体がどういう状態だとどういうウンコが出るのか、どうしたらいいかということが分かりやすく、且つユーモラスに描いてあり、楽しく自分の体のことを考えながら読みました。
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<br />今、学校などで「食育」をする動きがありますが、「食」のみならず「ウン育」も、というのはどうでしょうか。子供でも自分の体の状態がわかるようにもなるでしょうし、食のみならず元気なウンコを作る事を考える事で健康について、食や生活について、楽しく考えられるのではないかと思います。特に幼稚園生、小学生頃は「ウンコ」話を面白がる年頃でもあるので、そこから食育にも繋げていけば子ども達の興味も一層ひきつけるのではないかと思います。