この本を読めば、ユダヤ人が世界最優秀民族である理由が分かると思います。
<br />日本人こそ世界一!なんて思っていた自分ですが、ユダヤ人を学ぶにつれその差に多少開きがあることを知りました。
<br />悔しいですが、何千年も前に本書に書かれてるような教えが存在している訳ですから、
<br />ユダヤ人が世界一であるのも頷けます。この座は不動のものでしょう
私は金融業界に籍を置いているが、ユダヤのすごさは実感できる。
<br />アメリカの、いや世界の金融業界に対する絶大な影響力を感じずにはいられない。
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<br />彼らの成功の秘密は「旧約聖書」とユダヤ人の生活規範の集大成である「タルムード」にあると言う。
<br />本書はそれらの書物の中から格言を取り上げ、解説をつけたもの。
<br />これらの格言に、ユダヤ人はほぼ毎日目を通すのだと言う。
<br />これだけ含蓄に富む格言を小さい頃から毎日目を通せば、成功哲学で言う「潜在意識に刷り込み」がされることは間違いない。そして内容が濃い。
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<br />個人的に大きな勘違いをしていたこと。
<br />ユダヤ人はユダヤ人種に属しているのではなく、ユダヤ教を信じるものがユダヤ人となるのだ。よって、日本人でもユダヤ教を信じれば明日からでもユダヤ人になることができる。
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ユダヤ人ほど、知性を重んじてきた民族はあるまい。国土も持たず、文字通<br>りに徒手空拳で、過酷な環境と闘ってきた。<br>そこで身につけた知性しか頼れるものがなかった。<br>おそらく世界の中で、ユダヤ人と日本人ほど、教育熱心な民族はあるまい。<br>知恵は処世術だ。知恵は人生を巧みに渡る、ノウハウである。人生の羅針盤<br>となるのが知恵である。<p>ヨーロッパでは中世から「教育のないユダヤ人を見つけることはできない。<br>ユダヤ人以外に育てられたユダヤ人のほかには。」という言葉ができた。<br>苦難は人間を鍛えて磨く。ユダヤ人は苦難に耐え抜くだけの自信と力をもっ<br>てきた。<br>ユダヤ人のもう一つの特徴は、笑いを好む民族だということである。<br>人種学からいってユダヤ人という人種は存在していない。