利点→うまくまとめられていてとても理解しやすい。<br />マンガを読む感覚で読める。<br />歌が記憶に残りやすい。<br />改善点→文法の説明に不十分(適当に説明しているところ)がある<br /><br />個人的な話ですが、英語部分も日本人が歌っているのでこのCDを聞きっぱなしにしてるとリスニング力は少し落ちてしまいました。<br />それでも、著者がおもしろい人で、このシリーズむちゃくちゃ好きなので5にしました。<br /><br />私は河合、代ゼミ模試で偏差値は70程度ですが、本当に目からウロコの解説で、英語に対する見方も変わりました。苦手な人はもちろん、得意な人にも読んでもらいたい一品です。
この本は、第五文型や分詞構文や仮定法や比較や否定や関係詞などの重要構文とその説明と、重要構文が英語混じりの歌詞になったオリジナルのJ-popのCDがセットになった本です。
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<br />本のほうは、文体は著者が読者にやさしく語りかけるような文体で、内容もなかなかしっかりしていて、第五文型のOC部分の説明や、a と the の細かいニュアンスの違いの説明などがとてもわかりやすく記述されていました。
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<br />さて、英語の勉強は重要事項を理解するだけではダメ、問題を解くだけでもダメ、多読をしてるだけでもダメで、どうしても暗記例文や暗記構文などの英文を暗記する勉強が欠かせないのですが、この暗記というのが苦手な人にはツライんですよね。
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<br />そんな暗記が苦手な人向けに作られたこの本のCDは、分詞構文の曲なら分詞構文だけを使ったラブソング、仮定法の曲なら仮定法だけを使ったラブソングになっています。
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<br />歌詞の主人公は男だったり女だったり男女だったり。それによって歌い手も男性ボーカルだったり女性ボーカルだったりしています。歌詞の内容は失恋の歌だったり片思いの歌だったり両思いでハッピーな歌だったり。
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<br />CDの発音はネイティブではなく、ジャパニーズイングリッシュです。著者の公式サイトによると、英語が苦手な一般的な日本人が暗記しやすいように、あえてこだわってJ-POP風メロディにジャパニーズイングリッシュ発音にしたそうです。
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<br />私は「ジャパニーズイングリッシュだとリスニングや発音の害になるから良くないんじゃないかなぁ」と思って、このCDに対して最初はあまりいい印象ではなかったのですが、著者が自信を持ってるとおりに、このCDは大変英文が覚えやすかったんですよ。
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<br />本の内容が良かったこと、暗記用英文が想像以上に覚えやすかったこと、「文法の重要構文だけでラブソングを作れるなんて」と感心してしまったことから、★5つをつけました。
文法書としてはとても整理されており、つめこみで混乱した頭の中もすっきりしました。CDの歌については...まあ、聞いてみて下さい。