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| 3時間でわかる「クラシック音楽」入門
(
中川 右介
)
クラシック入門を謳った本はたくさん出ているけれど、これから聴こうという人が最初に手にとるべきは、この本を置いて他にないでしょう。「正面からせめる」「頂上から聴く」「流れからつかむ」の三つの章で、クラシック音楽をわかりやすく解きほぐしてくれます。
<br />また、「ほどほどとはいえ、本格を目指す」という言葉の通り、クラシック業界に身を置きながら、昨今のクラシックブームとは一線を画している姿勢に、著者の気骨を感じました。
クラシック音楽初心者です。
<br />最近、音楽に限らず「クラシック」(古典、普遍的なもの)に興味があります。
<br />
<br />今までは音楽も本も広いジャンルを見聞きして来ました。
<br />そしてこれら(古典)に対してただ「古くさいもの」という見方でした。
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<br />しかし、四十を前にして三つの考えが湧くようになりました。
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<br />(1)古典が数十年〜数百年と生き長らえているのは、それなりの価値があるからだろう。
<br />(2)現代の「スッと見聞きできてしまうもの」は要はジャンクフードではないだろうか。(スッと入って、後に残らない)
<br />(3)しっかり噛み締めなければならないものこそ、真に吸収すべきものであろう。
<br />
<br />これらを下にして、本ならばビジネス書新刊より岩波文庫の攻略に取りかかりました。
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<br />次は音楽。
<br />音楽の中で古典といえばクラシック音楽。
<br />しかし、この余りに広くて深いジャンルの中で、誰のどんな曲を聴いたら良いのか、初心者には皆目見当が付きません。
<br />クラシック音楽のガイドブックも様々ありますが、そのガイドブック選びに悩む始末。(そもそも内容が分からない所へこの値段でよいのか、等)
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<br />そんな時に本書を見つけ、まずは価格で納得。即購入。
<br />帰路で早速読み始め、内容で納得。
<br />次の休日にCD店へ行くのが楽しみになりました。
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<br />この本は、クラシック音楽という巨大な山への色々な登山ルートとその各々から見える景色を教えてくれる、という感じです。
<br />あくまで初心者向きでしょうが、私のように「クラシック音楽に興味あるけど、何も分からない」人は是非どうぞ!!
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