岡本太郎の人生に根ざした言葉。
<br />普通に生きて普通に生活している人間にはなかなかなれない
<br />岡本太郎の、人間の、地球の根源の叫びが聞こえます。
<br />うらやましいとは思いつつなかなかこうは生きれないのが哀しい
<br />ものです
この本の思想の根底にあるのはニーチェの『ツァラトゥストラ』である。
<br />逆に言えば、岡本太郎は見事なまでに『超人』、『永遠回帰』を実践した人だといえる。
<br />もちろん彼はソコに留まることはなく、時代、文化に適合させ、平易な言葉になおしてある。
<br />自伝的要素も多いので、その関連でもお薦めできる。
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<br />鵜呑みにすることはないですが、強烈なビンタをあびせられたい方にお薦めの一冊です。
何となく空しい日々、時代の閉塞感、満たされぬ自分・・・。
<br />そんなことを感じている若い方に、ぜひお奨めの一冊です。
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<br />同氏の生い立ちやパリ留学から生まれた人生観や社会批評は、没後10年が経過した今も、読むものに「爆発」的なインパクトを与えてくれます。
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<br />前段に挿入されている、「禅僧たちとのエピソード」などは圧巻です!