こういう本があるのかなあ、とは朧げに感じていてはいたものの、本当にこれほどの理論化された本著に出逢うとは思ってもみませんでした。
<br />本著はまず、ボディ・マッピングの必要性について説いております。自分自身で悪いところを感受するだけの能力が音楽家に求められるという発想です。そして、ズレがある場合、そのズレと本来のボディとの矯正をするためにアレクサンダー・テクニークにて改善していく…ある意味非常に簡潔で体系化された手法ですが…これがなかなか気づかない、気づくこともしない、という根底の問題が多いようですね。音楽大学を出た方々に是非これをお薦めしたいと思います。理論の必要性を一番理解出来る方々ですから。是非お読み下さい。
~とりあえず、妙にリアルな骨や筋肉の絵がいっぱいで、子供向けの図鑑のような感じです。グロ系に弱い人はご注意。あと、この本はかなりテンションが高いです。翻訳が直訳調であることも原因しているとは思いますが、それにしても、脳みその中にお花畑が広がっているような系統の笑い(?)に満ちています。それが意図的なものか天然なのかは判りませんが、時々つ~~いて行けない、理解不能の領域もあります。これらの障害にめげず、言わんとしていることを理解した時には、目から鱗の知識を手に入れられるのではないでしょうか。<p>基本的には、人体の構造を正確に理解することで、合理的なボディコントロールを目指そうという趣旨の本です。練習のしすぎで故障した経験のある方には強くお勧め致します。~
理解に苦しみました