1年を1月から12月まで月毎に、その月の日本ならではの
<br />行事や料理(とその言われや由来)、遊び、などなど
<br />豊富に書かれています。
<br />イラストはカラーでふんだんに使われていてとても読み易い。
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<br />私もぼんやりとしか知らなかったことの説明が書かれていて
<br />「へぇ〜、だからこんなことをするんだ」と思ったし、
<br />七草がゆなら七草がゆのレシピ、鏡開きならお汁粉のレシピが
<br />書かれていて、うちでも毎年やっているので楽しく読める。
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<br />日本特有の行事のほかにも、最近は定着したバレンタインデーとか
<br />ホワイトデー、それから外国の「復活祭(イースター)」に
<br />ついても載せてある。全てに由来やウンチクがいっぱいで
<br />読んでいるだけで本当に楽しい。
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<br />知らなかったことも多かったので、特に子供さんのいる家庭と
<br />お年寄りのいる家庭(子供もお年寄りも祝いが多いので)には
<br />1冊あると便利なのでは?そのお祝いの意味?も書いてあります。
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<br />梅雨時の掃除の仕方や、割り箸で作る墨の作り方、
<br />おまじない(衣服に困らないおまじない、病気にならないおまじない)
<br />神社のお参りの仕方などが書いてあって便利だ。
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<br />歴(太陽歴・太陰歴)について・二十四節季について・雑節・
<br />七十二候といった見慣れないことも説明してくれている。
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<br />200ページちょっとの本なのですが、イラストもふんだんで
<br />読みやすく、一家に一冊あると便利な本です。
一年を通して、季節の行事のやり方がよくわかります。
<br />全頁イラストつきで、ぺらぺらめくって眺めるだけでも楽しい。
<br />子供の「何で?」という質問にも胸を張って答えられる。
<br />こんな身近な所から日々の生活を見直してみるのもいいかもしれない。
イラストが可愛いです。そしてやはり日本の季節感は大事にしたい、
<br />と思いつつもなかなか人には聞けないことまでわかりやすく、
<br />可愛いイラストで描かれていて購入しました。
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<br />お正月飾りの個々の意味、など。
<br />これは女性が手に取りやすい本だとは思いますが、男女問わず手にしてもらいたい本です。
<br />年中ある意味快適な現代の中で忘れ去られそうなものをきちっと説明してあり、しかも簡単なお料理まで。
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<br />現代を否定しているわけでもなくて良い意味で便利さと手間の大切さが書かれていました。
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<br />小さい子がいる家庭に置いていてもいいなと思う一冊でした。