とても楽しく、わかりやすく読ませてもらいました。ちょっとしたアドバイスがたくさんちりばめられていて、僕の場合は練習する前に流し読みして泳ぎながら反芻するような使い方をしていました。今はこんな感じで指導しているんですね。
<br />作者(コーチ)が自ら出演されていて、楽しくこの本を作り上げたという感じでよかったです。
<br />スランプに陥ったとき用、基本を思い出したいとき用といったところでしょうか?
今まで水泳関連の本は、何冊か読んでいたのですが、昔のモノは、文字ばかり、最近のモノは写真、これはなんとDVDつき。別にDVDがすごいわけでなく、映像で見るということがこれほど自分のイメージ作りに役に立つとは思いませんでした。私は1人で練習しているのですごく参考になりました。ちなみ、「クロールがきれいに泳げるようになる」を呼んでからの方が、高橋語録がより理解しやすいかもです。ただし、いきなりこれ一冊でも問題ないはずです。(ちなみに私は、元水泳選手でもなければ早くバリバリ泳ぎたくなりたい人でもなく、ただすいすいきれいに楽に泳ぐことを目的としています。)次回は、現在4泳法版があるのですが、これのDVD付きが出るのを楽しみにしています。
姉妹書である『クロールがきれいにおよげるようになる』、『4泳法がきれいにおよげるようになる』、および『スイミング』(吉村豊、高橋雄介共著/池田書店)などをはじめとして、多くの水泳関連の本を購読しましたが、ある程度泳げるようになってくると、本を読んで理解しただけではなかなか成果が出ないというのが実感です。むしろ、実際にプールに行って、上手い人の泳ぎを観察して真似する方が手っ取り早い気がしてなりませんでした。<br> 写真やイラストによる解説だけで泳ぎを理解しようとすると、泳法の細部を断片的に学習することは可能かと思われますが、細切れになった泳ぎのイメージを自分でつなぎ合わせて連続性のあるイメージを創り上げなくてはなりませんから、不器用な私としては、どうしてもギクシャクした不自然な泳ぎになってしまいがちでした。<br> その点、DVDなどの連続性のある映像や、実際の泳ぎを観察した場合には、完成された一連の泳ぎのイメージをしっかりと脳裏に焼き付けることが可能ですから、コストパフォーマンスがかなり優れているといえます。DVDならば何度でも見れますから、より素晴らしい教材の一つになると確信しております。<br>