この本は有名なので借りてみました。
<br />いくつかの詩が入った本なのですが…どの詩もとっても心に響きます。
<br />辛いことや悲しいことがあったと時、人生に迷った時、それ以外でも何気ない時にふとこれを読むといいヒントが得られると思います。
今まで、読み聞かせの重要性を、国語力をつけることに重点を置いてしまっていました。やっと子供に色々なことに共感出来る子供になってほしくて、色々な世界を見せたい・・・そう思えるようになってきました。子供たちには他の人の悲しみを共感できる感性を持つ人間になってほしいと強く願っており、その願いが子供に通じてくれる本なのではないかと思っています。また、この作者のような、口語調でない絵本が、美しい日本語を子供たちに伝えるのに非常に大切なのではないかとも強く感じました。大事に読み聞かせたい本です。
苦しいときに読むと、救われたような気がします。<br>かなしいのは、自分だけじゃないのです。<br>誰でも、みんなかなしい。<br>そこに気づかせてくれる。<br>大人こそ、この本を読むべきです。<p>そして、子どもたちに、繰り返し、繰り返し、<br>声に出して読んであげてほしい。<br>美智子さまも、おっしゃられているように、<br>小さいときに、この本を読んだ子どもは、<p>大きくなってからも、がんばれるはずです。