仕事に対する、個人と組織の心構えを名言とした、さまざまな
<br />ドラッカーの著作から、個人が仕事を通して成長する
<br />ための極意を抜き出して編纂した良書です。
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<br />どの言葉も短いながら、核心をつき、刺激的です。
<br />自分の心を奮い立たせることができます。
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<br />成長、成果能力、貢献、強み、進むべき道、知識労働者などなど、
<br />変化の時代に、ゆるぎない自信と幸福を求める個人の努力と成長への
<br />エールを贈る、珠玉の言葉。
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<br />ドラッカーの仕事に対するエッセンスは以下と理解できました。
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<br />- 自分の強みをしっかりと把握し、強みをのばせ
<br />- 成果を考える。その成果をあげるための方法を考え実践せよ
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<br />携帯に便利なソフトカバーの普及版を、ぜひ発売してほしいものです。
ドラッカー氏の思想を簡単にまとめた本。彼は仕事をシステムとして考えるだけでなく、その一歩先を見ていたのであろう。同じものを書くにしてもその先を見る力があるとそれは奥深いものになる。一文一文がやさしく情熱に満ちているようだ。編集者の力もあるかもしれないが全体的に安定している。具体的ではないので読むために想像力を使わなければならない。自分の仕事に対する考え方を振り返るための良いヒントになるのではないか。
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経営の神様、ドラッカーの名言集を著名な代表作から取り出して集めたもの。
<br />引用されている本の中には全編を読んだものもあったけれど、1ページにほんの2行くらいの言葉の中に、経営だけでない、大変深く、心に染み渡るようなエッセンスが含まれている。読めば読むほどドラッカーは経営や政治学者ではなく哲学者だと思えてくる。マネジメントは経営のみに限ったことではないと言うべきか…人にも勧めたいし、自分でもいつまでも手元において、折あるごとに読みたくなる…そんな本です。