金森氏が著作の中で紹介していたので、読んでみようと思いました。
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<br />企業が利益を発生させる手法を、23のビジネスモデルに別けて説明しています。
<br />基本的には大企業を舞台に、MBAに出てきそうなビジネスモデルを例に話が展開されていきますが、
<br />中小企業にも応用できる点は多々あると思います。
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<br />正直、神田氏の著作を中心としたマーケティングや戦略系の本を勉強された方にとっては物足りない
<br />感じがするでしょう。どれも根本的には同じことを言っているのですが、この本では小難しい表現が
<br />使われているといった印象を受けます。
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<br />しかし、スイッチボード利益モデルだけは例外で、日本で体系立てて紹介したのは金森氏が
<br />初めてではないでしょうか。(内容は読んでみて下さい。)
<br />このスイッチボード利益モデルとインターネットを融合したビジネスモデルを、今後企業内でどのように
<br />確立していくかが、起業の成否を別けそうです。
私はこの本は毎週の講義方式でストーリーが進むので、読み辛くて、確か第7章でリタイアしたはずです。皆さんの高評価に驚いています。そろそろ読書の秋ですので、書架から取り出して、再度読み直すことにします。レビューを書かれた皆さんに感謝!
利益を生み出すモデルを23種類紹介しています。
<br />先生が生徒を教え、生徒が育っていくというストーリー展開ですが、
<br />モデルごとに簡潔な解説(図付き)、濃厚な内容、明快な語り口、
<br />どれも通常のマネジメント本とは異なり非常にわかりやすく解説しています。
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<br />邦訳書のタイトルで損をしているのではないかと思います。
<br />(ザxxxシリーズのように話は長いが内容はA4一枚のものとは全然違います)
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<br />必読書です。
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<br />より、詳しく内容を知りたい方は、プロフィットゾーン経営戦略をお薦めします。
<br />本書とはモデルの数が異なりますが、理論がより発展したと思ったほうがよいでしょう。
<br />また、今後もモデルの追加・変更はあるでしょう。
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