21世紀経済は、「見えざる新大陸」。
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<br />道なき道、ルールのない世界に対して、先入観や安易なフレームワークに依存せず
<br />地頭を持って、仮説−検証を粘り強く繰り返し、果断に決断、実行すること。
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<br />それができるパス・ファインダーになるために必要な能力として、4つを挙げる。
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<br />・・読みながら、途中は、日常性の殻に覆われた自身の精神と引き比べ、胸が痛いことしばしばでした。
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<br />パス・ファインダーのための
<br />マインドセットを確認したい方には最適な本だと思います。
出世というと、ちょっとニュアンスが異なるかもしれないが、普通の大学院生で、研究者を目指していた大前さんの過去を考えると、何が大学院の学長、起業家、マッキンゼー社長、UCLA教授という経歴をつくったのか、不思議な気がしていた。なかなか普通の人にはなし得ないことをしている。
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<br />その華麗なる経歴の理由がわかる一冊である。このプロ根性。普通の人では到底できない厳しいプロ意識。これがあったからこそ、大前さんは出世したのだと思う。
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<br />文章は易しいが、とても厳しい気持ちで読んだ。眉間にしわをよせて読んだ。
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<br />大前さんの本は、ほとんど読んでおり、内容は似通っている部分もあるが、視点を変えた本書を読むと、また新しい大前さんが見えた。尊敬する人として、精一杯、追いつけるようがんばって行きたいと思った。
氏の本にしては、最初の方は読みにくい。なぜかというとおそらく、観念的な話が多いからでしょう。
<br />氏の本は、通常きわめて実践的で気味が良いのですが、この本の前半はちょっとそうではありません。
<br />だから、読み進んでるんだけど、進んでいないような気になりました。
<br />後半は面白かったです。