☆2個<p>最初に私がグロービスの書籍を何冊も持っているという事実を述べておく必要があると思う。<p>「マネジメント・ブック」は常に手元においておく参考書として非常に有用であるし、「アカウンティング」は経営者としての観点からの説明がわかりやすかったし、「ファイナンス」も当時目新しかった理論を素人でもわかるように説明してくれた。<p>いずれも高い価格ながら、それに見合った本としての満足感を感じつつ、手元に置いている。<p>しかし・・・<p>この「定量分析」は全くいただけない。<p>いろいろな指数を寄せ集めて見せただけで、本当に定量分析が理解できるとは思えない。<p>定量分析を学びたい方には、他の教科書をおすすめし、グロービスには大幅改定を期待したい。
構成は、定量分析として主に統計手法の入門者~初歩の中級者向けのレベル、指標編としてビジネス評価・外部環境指標・財務指標が提供され、巻末にケーススタディとして開始時の事業評価やマーケティング評価、開業後の簡単な経営分析が例示されているので、入門者にとって理解を促進し比較的実務面での擬似体験をすることが出来ると評価した。経験者が定量分析を用いた経営意思決定を行う際に復習を兼ねて確認する場合、入門者が自己研鑽や勉強会に利用する場合、管理会計のKPIの参考にする等、利用範囲は広いと思われる。
インデックスというか、目次というか。<p>-ジェネラルな企画・戦略ということがミッションである。<br>-日ごろ、定量分析にどっぷり漬かっている、いやになるほどこんなことばかりをしている・・・わけではない。<br>-時おり、気になったり、あるいは、どういうものかということを思い出して、詳しい人に、「これ、お願いね」とお願いする。<p>そのような、定量分析に漬からないが時おり思い起こさなければならない、そのようなタイプの人には程よく広く手がかりが示されていてちょうど良いような気がします。