主人公アレックスが経営と家庭生活の両方に訪れる難局を
<br />ジョナに教えられたアプローチで乗り越えていく
<br />問題解決のプロセスが描かれている。
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<br />普遍性が光るストーリーで、多くの人の様々な局面に応用できそうだ。
<br />賢明な読者なら、この物語をもとに、
<br />自分の人生に合った問題解決法を導き出すことができるだろう。
前作「ザ・ゴール」の続編であり、登場人物などストーリーが続いている。
<br />前作は経営管理の本であったが、これは思考方法・問題解決方法についての啓蒙本。
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<br />小説としては面白いけれど、経営学とは全く関係なし。
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これはもう、ビジネス書ではないですね.
<br />ご家庭に一冊.必須アイテムですよ.おかあさん.
<br />家族の問題解決を図るのにどうぞ役立てて下さい.
<br />僕も自分の子どもとやってみました.
<br />対立しているのは
<br />子どもからの「しかられるのはいやだ」
<br />私からの「ひつようなときは叱る」
<br />なぜならば...
<br />「しかられるのはいやだ」ー>「自分を認めてほしいから」
<br />「ひつようなときは大声で叱る」ー>「もっと良い大人に育ってほしいから」
<br />なぜならば...
<br />「自分を認めてほしいから」と「もっと良い大人に育ってほしいから」は
<br />「すてきなかぞくをつくりたい」
<br />という共通目標に気がつく事ができました.
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<br />これで対立がおきるのは仮説が間違っているからです.
<br />私たちの方は「もっと良い大人に育ってほしいから」のためには必ずしも「ひつようなときは大声で叱る」にこだわる必用はないのかもしれません.静かに叱るとか、叱る前になんらかの策略をたてておけばすむ話なのかもしれません.
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<br />一方で、子どもには「相手を帰るのは大変だ.自分をかえたほうが早い」とも説明して、
<br />「自分を認めてほしいから」「しかられるのはいやだ」
<br />から
<br />「叱られる」ということは「自分を認めてもらえない」
<br />仮説を検証し、
<br />「叱られる」ということは「価値を認めているから叱ってもらえる」
<br />という考えに切り替えてはどうか、という提案をしました.
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<br />うなずいてはいましたが、どこまで理解してもらえたかどうかちと不安な今日この頃です.