一応この分野の古典的名著と言われてますし、読んでおかなければならない本でもあると思いますが、他の方々がおっしゃるように非常に読みづらいです。
<br />どこからどこまでが一つのトピックなのかがわかりづらく、もう少し読む人間の立場に立って書いて欲しいところです。
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<br />あと、ネイティブが原文で読めば恐らくそこまで違和感ないんでしょうが、翻訳というステップが入ってるためか、なんというか言葉がフワフワしてて意味がつかみ難いのが非常に気になりました。
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<br />日本人が書いた他のロジカルシンキング系の本を読んで、ある程度の知識やフレームワークを身につけてから復習する分には有用かもしれません。
<br />初心者にはおすすめしません。
やはりたくさん文章を書き、失敗しながら、
<br />自分の文章を見つめ直すことでしか上達は望めません。
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<br />読み手に腹落ちする文章をいかに書くか、という表現しにくいスキルを、
<br />非常に明確な言葉で、なおかつ体系立てて解説しています。
<br />自分の文章を見つめなおす際にきっと役に立つでしょう。
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<br />「一番上に主題を乗せたピラミッド構成」
<br />「書く前に自分の考えをまとめる」
<br />「状況⇒複雑化⇒疑問⇒解答」
<br />「導入と見出し・順序と配列・要約」
<br />「MECEとロジックツリー」
<br />などなど、無意識レベルでやってることから、
<br />新たな気づきとして勉強になることまで、方法論が盛りだくさんです。
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<br />内容が初心者には難しいのと、途中に出てくるたくさんの悪い例が、
<br />結局どのように修正されるべきか、という解答を示されておらず、
<br />結果として解答を見ずに次に進むことが多く、ちょっと気持ち悪かったので☆3つ。
<br />あと、「問題解決」のパートは他にもっといい本があると思います。
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<br />今後何度も読み返すことで良さがわかってくるんでしょうが…。
<br />そのときは反省して☆4つ以上にします^^;
ミント女史の本書は言わずと知れたこの分野での古典定期名著である。
<br />ピラミッド構造によって論旨をハッキリさせるという手法も、明快で納得のいくものだ。
<br />ビジネスマンのみならず、学ぶところは未だに多いに違いない。
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<br />しかし、本書は記述方法がまずい。論理的な思考・記述を教える本なのに、本書自体が論理的でない説明、飛躍しすぎのマニュアル、章が変われば原則も変わってしまう矛盾…。
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<br />本書は「本」としてのまずい点を整理しながら読んでいかなくては理解できない。もしかしてその過程が一番のトレーニングか?