起業した方の本は何冊か読みましたが、文句無くナンバー1です。起業をしたい人は絶対読むべきだと思います。この方は徹底的にまずよく考える、頭をフルに使ってるな〜って感心させられました。「一億売り上げて年収三千万」ってでかでか書いてありますが、それを社員や自分の会社のお客さんが読むことは十分承知のうえで書いているのでもう感服ですよ〜!!!
<br />「女性起業塾」こういう会社が現れるのを待っていた人はたくさんいるのではないでしょうか?現実として卒業生全員が成功者になれるかというと難しいと思いますが、それでもここに参加した事により幅広い人脈ができてきっと参加者の人生にプラスになるように思いました。
<br />「お客様は神様です」という発想も決して間違っていないと思いますが、この本で社長が書いてある「良きパートナー」という考えも十分納得できました。自分的には「この人の本をまた読みたい!」と思ったのは初めてでした。
女性・20代で起業とい非常に注目度の高い女性社長の本。女性起業塾というのも行っているそうで、そういった所での知見も生かした内容となっています。本としても重要な部分が太字になっていて、非常に読みやすい形になっています。
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<br />会社に勤務するということと、経営者となった際のマインドの違いなども非常に勉強になります。起業を特に考えていない方でも、実際に経営者がどういうマインドを持った方が良いのかという部分を知ることで、それに合わせて自分が行動できるようになると思います。
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<br />実際に自分にあてて考えると、チームを動かすことも同じなのだと思います。チームのメンバーとコミュニケーションをとり、動いていく。もちろん、自分の体調や機嫌などもチームのめんばーには伝わってしまう。全体の方向性をまとめながら、同じ目標を達成するという意味では同じなのではないでしょうか。
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<br />また、お客様との接し方も同じです。起業したからとかそういう問題ではなく、1つの企業の人間として接している時も最終的には個対個であるのだと思います。著者が「起業する前に、まずは今の環境で認められること。」と言っている部分は非常に重要で、「今出来ていないことを起業して突然できるようになる」という幻想に対する警告であるように感じます。
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<br />表現力を付けるために日記をつけるという部分は自分も同意。自分はブログとリアルの日記を付けていますが、やはり自分の頭の中を整理しながら、特にブログなどは他人も読む文章を書くという作業は非常に新鮮のように感じます。また、情報接触量が非常の増えている中で、アウトプットを作っていかないと実は脳がパンクしてしまうのではと思ってます。インプットがあり、そこからアウトプットを作り出す中で、脳が整理されいらない情報を淘汰している気がします。
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<br />女性向けに書かれている部分もあり、全体としても非常に柔らかい感じで読みやすい本でした。
私のこの著書の第1印象は、
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<br />「真面目」、「堅い」、「柔軟性に少し欠ける」
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<br />この本の中で著者は、「私は普通の人・・」
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<br />と書かれていたが、慶応義塾大学の経済学部で経済学の勉強を
<br />専門に勉強され、リクルートや楽天といった大手企業で
<br />働かれてきた経歴をもっており、
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<br />そういった専門知識や経験、人脈、元々備わってる頭の良さがあって、
<br />彼女は今の地位たどりつけたのでは。。といった印象を受けました。
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<br />もちろん、彼女のがんばりは本物だと思うし、
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<br />「今ある場所で一生懸命がんばる」「認められる」
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<br />といったような、当たり前の事だけど、
<br />様々な人が起業を目指すうえで
<br />大事な事、参考になる部分は
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<br />たくさん書かれていたと思います。
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<br />この本だけではなく、様々は起業に関する本、
<br />自己啓発的な本、様々な本を読まれる事をお勧めします。
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