「日本は恵まれている」
<br />
<br /> ものを大量に作って、売れなければすぐゴミにする.
<br /> コンビニでまだ食べられる食べ物を毎日大量に処分する.
<br />
<br /> ものが溢れ、医療に恵まれ、ただなんとなく毎日を生きていく.
<br />
<br /> こんな恵まれている国ってまれですよね?
<br />
<br /> 世界中で色々な人が私達以上に頑張って生きようとしている.
<br />
<br /> 「同じ人間として私達は何をしているのだろうか?」と自分は思いました.
<br />
<br /> 先進国の日本だからこそ客観視する必要があると思います.
<br /> 先進国の日本だからこそ世界中の困っている人たちに救いの手を差し伸べるアクションを起こすべきだと思います.
<br />
<br /> この本は、そのボランティアをするアクションの入り口の本です.
ボランティアに興味がある。社会貢献に興味がある。
<br />けど、自分にはどれくらいのことができるんだろうか。
<br />こんな疑問が頭に浮かぶ人、きっと多いのではないでしょうか。
<br />私もそんな中の1人。
<br />「世界を変えるお金の使い方」を読んでみると、いくらでどれくらいのことができるっていうのがすぐわかるし、どこで何を必要としている人がいるのかもそれが全てではないけれども、簡単にわかる。
<br />本を読んでいて、よし!私も何かしようと思ったときには、本の中に記載されている"あなたのアクションの入り口"がとても役に立つ。
<br />アクションを起こしている団体のHPが記載されているのです。
<br />
<br />この本は、単純に自分のお金の使い方を見直させてもくれたし、社会の中で自分ができることを考えさせてもくれた。
<br />カラー写真が多く難しいことはなにひとつなく読めるので、社会貢献に関して読む第一歩としてもオススメであるし、マネーを考えるにしても読んでほしい本だと感じています。
<br />
<br />私の小さなレビューが、誰かのアクションの一助になれば幸いと思います。
大事なお金の使い方について「よーく考えよう」という気にさせるポテンシャルを持つ一冊。小さい頃に出会いたかったな。お年玉やお小遣いと一緒に渡してみると良いのでは? 某氏は「お金で買えないものはない」と言っているみたいだけど、実際どうなんでしょうか?悪いココロは買いやすいかも知れないけど、良いココロは買えないんじゃないかと感じます。
<br />
<br /> この本に関して意地悪な見方をすれば「募金イエローページ」。共感できるものにお金は出し、間接的な社会貢献はできるかもしれないが、人間の愚かさや欲深さを根本的に解決するものではないと思う(良い方向に導くものではあるけど)。