ふとしたきっかけで手にしたこの一冊。
<br />時間旅行、多次元宇宙、宇宙エレベータの事が科学者でもある著者の物語
<br />を通して興味深く描かれています
<br />特に一押しが、タイムマシーンの時間旅行者の話。
<br />現代日本の地名がふと自分の世界とリンクさせる、そんな錯覚を抱かせてくれます。
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<br />本当に面白いです。久々の一作です
宇宙論が好きだから、という理由でなにげなく
<br />購入しましたが、途中で止めることができず一晩で
<br />一気に読んでしまいました。感動というような、
<br />薄っぺらい言葉では言い表せないくらい胸の奥が
<br />暖かくなる本です。
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<br />科学の本として新しい視点をわかりやすく提供して
<br />いるだけでなく、著者が人類や宇宙が持っている可能性を
<br />肯定し信じている思い、縁あっていまのこの瞬間を共有している
<br />存在への愛が、やさしい言葉でつづられています。
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<br />この本に出会うことは、人生を変えるきっかけに
<br />なるかもしれません。
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<br />「場所こそ違え、旅の手段こそ違え、古代から、僕たち
<br />人間は同じ方向を向いて、同じ目的地に旅をしている
<br />のではないだろうか?」(139ページ)
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<br />夏休みにぴったりの本です(やめられなくて寝不足に
<br />なることも必至ですから)。お勧めです。
科学の本としても
<br />さることながら
<br />宇宙レベルまで視野を広げ
<br />日常を見るきっかけになる本です
<br />
<br />小難しいことはほとんど書いてなく
<br />すらすら読める内容
<br />
<br />「最近新しい視点が足りないな」
<br />と思う方はぜひ読んでみてください。