猫が教科書を書くなんて!その発想が素晴らしい。「まだほんの子にャのとき...。」ではじまる出だしが可愛くてどんどん読み進めてしまいます。人間が猫にメロメロになってしまう訳がいちいち頷けます。疲れて帰宅したときこの本を写真とともに開いていると嫌な事も忘れられる感じです。猫好きなら一冊は持っていたい本。
人間が猫を飼うことは出来ません。<br /><br />人間に飼われてしまったら猫とは言えません。<br /><br />人間族と猫族は古来、微妙なバランスの上で共同生活を送って来たのです。<br /><br />そんな二種族の真理を猫の立場から書いた本です。<br /><br />猫好きな人、そして猫的な生き方に共感できる人にはお薦め…<br /><br />でも国家や企業に飼われる事で安心感を持つようなタイプには奨めません。
タイトルにも書いた通り、本書の執筆者は猫(という事に設定されている)である、なんとも不思議な本だと思って購入した。<br>本書は猫の本音が書かれている、いかにして人間を飼うか・どのように人間からご馳走を貰うかetc・・・<br>本当に猫が好きな人が本書を見たら猫に幻滅してしまわないか心配であるが、猫が普段考えている事、人間をどのようにして見ているかを詳細に書いてあるので面白い、挿入写真もかわいらしいと思う。