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頭がよみがえる算数練習帳 ( 竹内 薫 )

関東圏しか放映されていないのかもしれないのですが、今年の4月から木曜日の真夜中(午前1時30分頃)からビートたけしさんが始めた「たけしのコマネチ大学数学科」という30分番組が異常に面白い、のですよ!その番組でレギュラーとして解説するちょっと面長の髭面のおじさん…がこの竹内薫先生なのです。 <br /> <br />本著では大人は知らず知らずのうちにある思考パターンを持ってしまいがちで、おじさん・おばさん方々の頭は「硬くなってしまった」という仮定の下、あえて子どもの頃にやった算数の問題に立ち返って考える…そういう思考方法を教えて下さっています。 <br /> <br />例えば「1から100までの数字を足したらいくつになるでしょうか?」という問題が出ております。 <br />・通常の大人は→1+2+3+…+99+100=5050、と出すというのが一般論、としますが… <br />・子どもの頭は→1+100=101、2+99=101、…、50+51=101、と気づく柔らかい頭を持っているために、101×50=5050、と解答出来る、こういう内容が盛りだくさんに書かれています。なるほど、と! <br /> <br /> <br />理系出身の方々は、ある程度の年齢になると宗教的な考え方に辿り着いたり、実際にそういう活動で更なる実績を挙げる方々がいますね。で、僕は文系なのですが…文系の方々で理系的な頭に変わっていく、あるいは美術に目覚める…こういう人はあまり知りません。ですから、文系っぽい方々で柔らかい頭を持ちたい人に本著は大推薦!コマネチ!

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