季節ごとの体の特徴や、その時々行うと良いことに多くページを割かれているのが印象的だった。
<br />何気なく生活していた時にはそこまで注意できていなかったけれど、たしかに言われてみればそうかも、と思うような、四季折々の心身の状態が書かれていて興味深い。また、季節という「自然」に沿ったことをすると、私たち個人の心身が整っていく、というのは面白いと思った。
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<br />「何かに頼るのではなく、自分の体や心の内側にある生命力(自然治癒力)に自然とまかせて生きていこう(『はじめに』より)」という一貫した視点から、様々な体操や呼吸法などが判りやすく解説されている。
<br />もちろん、様々な症状への対処法も充実していてありがたい。巻末には索引もあるので、いざというときにとても重宝する。
<br />心についてや、女性の身体についての記載も充実している。いろいろな意味で役に立つ一冊。
人間も自然の一部。
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<br /> 草花や木々と同じように、春は芽吹き、夏はその生命力を発露させ生き生きと生い茂り、秋から冬はだんだんと次のいのちを育むための準備をしていきます。季節ごとの変化・・・本当に神秘的です。
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<br /> そんな人間のからだを通しての自然の変化を、健康法という側面から捉えられているこの本は、とても興味深かったです。
<br /> まずは自分のからだを感じてみて、季節ごとの変化を楽しんでみたいと思います。
<br /> そして、なにか変調(病気とか)があったとしても、それはなんらかのバランスをとろうとしている自然の働き。それに対して怯えることはなく、必要なことだけすればいい・・・。
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<br /> 自然の営みは悠々たるもの。そんな大きな力を感じました。
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梅雨が苦手で、毎年体調を崩しがちでしたが、お陰で辛い思いをせずに済みそうです。
<br />目を暖めたり、簡単な体操をするだけで、次の日の目覚めが変わりました。
<br />本当に驚きです。
<br />色々楽しみながら体の変化を味わっています。
<br />この本を読んで一番の収穫が、病気が悪いものではないと言うことを知ったことです。
<br />このことは私にとって、体だけではなく心も楽になりました。
<br />また、季節ごとのアプローチが違うので、私のような人間にはとても参考になります。
<br />女性の方へのアプローチが中心に書かれていますが、是非とも男性にも読んでもらいたい1冊です。
<br />大きさも文庫本サイズなので、持ち歩けるのが便利です。。
<br />本当にありがとうございました。
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<br />PS:運動、呼吸、皮膚、食事、様々と色々なアプローチがバランスよく
<br />載っていると思います。
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