本当に詳しく正直にリチャード=ブランソン氏自身によって書かれていました(ゴーストライターには書けない内容と分量でした)。<br>ずっと一緒にやってきた友人にはったりをかまして脅す。気に入った女性に彼氏がいるとその彼氏をだまして女性を寝取る。脱税をして逮捕される。<br>書かれているメッセージが良い事か悪い事かは別にして、<br>隠し事なく偽りなく詳しく書かれていました。<br>「起業家の自伝」という位置付けで正直に書いている本というのは希少ではないかと思います。<br>正義とか公正とか倫理とかは別にして、<br>無知というのはあるけどその危険を顧みないチャレンジ精神とか、ずるいというのはあるけど手段を選ばず達成しようとする執着心とか、根拠のない自信というのはあるけど何度失敗しても再トライする根性とか、絶え間ないエネルギーとか、そしてあきらめずに繰り返して最後には到達する、認めたくはありませんがいろいろ学ぶものはあったように思います。
ブランソン氏の考え方はこれからの時代に<br>必要になるものだと思います。やっていること<br>はシンプル、でもその数々の失望を乗り越える情熱<br>そして考え方、競争より協力の時代に生きる人間の<br>必読の書!
世界最大級の非上場会社ヴァージンを率いるリチャード・ブランソンの自伝。<p>世間が考える、いわゆる「情熱的で革命的な起業家」のイメージを<br>最も体言している人物。そういう意味では孫正義氏でさえ比ではない。<br>とにかくストーリーがいちいち小説じみていて、カッコイイ。<br>要するに彼はビジネスマンではなくてヒーローなのである。<p>レコード会社から航空産業に参入して世間を驚かせたかと思えば、<br>最近は電力事業にも参入して業界に革命をもたらしているようだ。<p>既成の組織や既得権にあぐらをかいている輩を<br>どんどんブチのめしていく様は本当に痛快です。