「80対20の法則とは、投入、原因、努力のわずかな部分が、算出、結果報酬の大きな部分をもたらすという法則である。」
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<br />「投入と算出、原因と結果、努力と報酬のあいだにはどうにもできない不均衡があり、その不均衡の割合はおおよそ80対20なのである。」
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<br />「80対20の法則の基本原理が発見されたのは約100年前の1897年で、それを発見したのがイタリアの経済学者ヴィルフレード・パレートであった。」
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<br />「パレートはいったい、どんなことを発見したのか、パレートは19世紀のイギリスにおける所得と資産の分布を調査して、それが一部の人たちに集中していることを発見した。重要なのはそのことではなく、富の分布の不均衡に法則性があった、ということである。時代を問わず、国を問わず、同じパターンが繰り返し見られた。」
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<br />なぜ不均衡が起きるのかはわからないが、世の中とはそういうものらしい。
<br />であるから、80%の結果を産む20%に注力して、
<br />20%の効果しかうまない80%を切り捨てよ、とそういうことである。
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<br />品質管理の手法で取り上げられて以来、通説としてわりと信奉されているものである。
<br />しかし、これを宇宙の基本原則の如く敷衍するのは、どうだろうか?
<br />例えば、なかなか成果の出ない青色ダイオードの研究に没頭していた中村修二氏は、
<br />当時の日亜化学工業にとっては「20%の効果しか産まない80%」だったはずだ。
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<br />荘子にも「無用の用」という。
<br />一見、なんの役にもたっていないように見えるものが、
<br />かえって大切な役割を果たしていることがある、というのが東洋の知恵である。
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<br />本自体は面白いが、この本の大切なことは頭30ページに全て書いてある。
<br />これも80対20の法則だろうか。
ロングテールの法則の本が出てきたことで、改めて読んでみました。
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<br />ロングテールの法則が成り立つのはインターネットのような
<br />すべてのものが並び立つ世界の話で、リアルな世界では、
<br />やはりこの80対20の法則、
<br />・20%の商品で80%の売上げ
<br />というようなことが現実的な気がします。
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<br />古い本ではありますが、錆びれない内容だと思います。
いろんな物にこの法則は当てはまります!チラシや成約率などに有効に使える法則です。経営者などの方は結果を求める事は当たり前ですが無駄に時間や労力を使っている事にこの本が気づかせてくれます。
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<br />時間に余裕のない方や、頑張ってもなかなか結果が出なくて悩んでいる方にオススメです^^
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<br />不安に駆られて悩んでいるよりこの法則で無駄を削った考えになると結果も出やすくなると思います。