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外資系コンサルの真実―マッキンゼーとボスコン ( 北村 慶 )

日本最大のビジネス系メルマガ、鮒谷周史さんの「平成進化論」で推薦されていた本。 <br />コンサル業界への入門書としては確かに読みやすく、最適であろう。 <br />と同時に、「問題点も解決の方向性も分かっていても実行できない」 <br />という日本の社会や政治の病理についての指摘が一番印象に残った。 <br />また、最終章、「それは、個人にとっても同じであり、良い人生を送ろうとするなら、 <br />自分で考え、行動し、その責任を取る事を覚悟すべし」 <br />という趣旨の内容にも賛同させられた。 <br />それにしても、前作までの「投資ファンド」や「運用理論」と同様、 <br />本来難解なはずの「コンサル理論」を平易な文章で表現する筆者の力量は、 <br />鮒谷さんの指摘どおり、敬服に値する。

著者が外部コンサルタントを使った経験がベースになっていると思われるが、 <br />調べながら書いた感がぬぐえず、全体的に何が言いたいのか不明。 <br />ビジネス書は当たり/外れ、好き/嫌いがくっきり分かれるが、 <br />久しぶりに買って失敗だったと思った本だった。 <br /> <br />どうせならマッキンゼーとボストンを徹底的に比較して書いたほうがよかったのではと思う。

未経験者の私ですが、この本ってひょっとして著者自体不案内な内容をあえて書いたんでしょうか。 <br />非常にわかりづらいというか、あいまいな内容が少なくなかったです。 <br /> <br />この種の本を複数読んだ後に、もう一度読み直してみようと思います。 <br /> <br />初心者が読む本ではなかったと思います。たぶんですが。

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