ブランディングの本は数あれど、パーソナルブランディングについて、
<br />ここまで体系的かつ具体的に書かれている本はないでしょう。
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<br />「個」の時代と言われて久しいですが、企業に勤めていても、
<br />自己啓発に励む方も多いですし、独立起業する人も増えているなかで、
<br />このパーソナルブランディングという考え方は、
<br />どなたにとっても重要なものとなると思います。
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<br />本書の構成として、まずパーソナルブランディングとは何か、なぜ行う必要があるのか。
<br />それがどんな効果をもたらすのか、を説明しています。
<br />ここらへんは、企業におけるブランディングと大きくは変わりません。
<br />あなたが誰で、何をしていて、どんな価値を提供してくれるのかを明確にする。
<br />そうすることで、明確な差別化が生まれ、無理なく、ターゲットとするお客さんが集まってきますよ、という事。
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<br />では、続いてどんなパーソナルな部分がブランドに成り得るのか、
<br />他者との差別化につながるのか。また、企業内の人においても、
<br />企業ブランドよりも、人との繋がりが重視される中で、パーソナルなブランドの優位性が説かれています。
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<br />さて、こうしたブランドをどう作り上げるのか。
<br />ブランドターゲットを定め、ポジショニングを行い、自身のPSB(パーソナルブランドステートメント)を作成する手順の説明。
<br />そして、ブランディングを行っていくうえでの8つのツールが紹介されています。
<br />パーソナルパンフレット/パーソナルロゴ(名詞、スローガン、アイコン)
<br />/パーソナルウェブサイト/パーソナルポストカード/PR/ネットワーキング。
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<br />単なる紹介にとどまらず、具体的なデザイン構成や、盛り込むべき項目、
<br />PRにいたっては、記者・編集者へ対するプレスリリースの送り方など、
<br />すぐにでも実践出来る具体的な説明がされています。
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<br />そして、最後に12ヶ月でパーソナルブランドを構築する事を前提にした総括がされています。
<br />また、各章の最後には「今すぐ実行できる項目」「ケーススタディ」
<br />「失敗しないための注意事項」が分かりやすくまとまっています。
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<br />特に個人で事業を営んでいる方には、きっと役に立つことと思います。
<br />また、将来的に独立を目指している方も、ブランディングの構築は早ければ早いほど良いので、
<br />そのための布石として一読することをお勧めします。今から出来ることはたくさんあります
5章の「自分のパーソナルブランドを12カ月で構築する」で全体像が記されています。 この5章を柱に、他の章で詳細を見るといった読み方をしました。
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<br />パーソナルパンフレットを名刺のように使うなど、大変参考になりました。
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<br />起業家だけでなく、一般会社員も、個の力を強くし、人間性を生かすってのは、大切なことですね。
この本は、起業を考えてる方にはイイ本だと思う!
<br />自分のことをどのように見せたいのか?
<br />自分のことをどう感じて欲しいか?などの
<br />ヒントが隠されている。
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<br />会社も個人もライバルに一歩でも差をつけたいと考えているなら
<br />この一冊は十分なヒントが隠れている。
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<br />事例も多数書かれているためか、自分の立場と置き換えて読めます。
<br />英語を無理に日本語にしたと感じる表現があり多少引っかかる点は
<br />ありますが、日本にはあまりなかった本ですね^^