初めてこの本を読んだのは、ずいぶん前(改訂前)ですが、今読んでも感動することが多々あります。
<br />監査実務に初めて就く方は、この本を理解して現場に行くとよいと思います。
<br />現在の監査アプローチでもきっと得るものが多いと思います。
<br />その後、ぜひこの本を是非読み直してみてください。監査が好きになるかも知れません。
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当方、会計監査に従事している会計士です。監査の本は理論的なアプローチの本が多く、なかなかこういう実務に直接役立つ情報を書いた本が少ない現状で、この手の話は現場で自分で掴みとっていくしかないだけに価値があります。<p> 内容もかなり濃く、ここに書いてある監査手続を全て忠実にやったら監査はいつまでも終わらないでしょう。ですので読み応えはあります。ただ、監査の経験によってずいぶん感じ方は異なるでしょうから、折に触れて読み返すと新たな発見があるかもしれません。<p> 会計監査を受けている側の方にとっても示唆に富む情報なのではないでしょうか。会計士の要求するポイントが分かって監査が早く終わるようになるかもしれません。(ただあまり事情に通じていると逆に恐いですが・・㡊??)