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| CADって、どない使うねん!
(
山田 学
一色 桂
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3次元CADでよく失敗するパラメトリックな拘束で、関係ない穴が動いてしまうことです。ここをうまくイラストを使ってわかりやすく解説してあって、これから3次元CADを使う人にとっては、参考になります。 この著者の本はとても読みやすくて、この本も技術書や参考書とは一線を画します。CADの書籍はオペレーションの本ばかりでしたが、あえてオペレーションに触れず、設計とはこうやってするんだということをCADを媒体に解いた内容と思います。「手書きでは中心線を書かないと軸が書けないのに、CADでは線を書いた後に中心線を入れる設計が出来てしまう」こんなことが設計の現場で行われてはいけないんだと言うことを訴えている気がします。読む価値ありです。
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