<br />所詮この世は、「試験」です。めまぐるしく移り変わる世の中で。生き
<br />残る手段。誰に頼りますか?上司?同僚(=ライバル)?自分に頼るの
<br />が一番、他人に迷惑もかけませんし、いいでしょう。じゃどうすれば、
<br />自分の能力を示せるか?(効果の有無は置いといて)試験です。その試
<br />験に対する一番効果的な対処法は、「試験=過去問の勉強すること」で
<br />す。でもみなさん、回りくどいことしていませんか?TOEICの対策で
<br />
<br />「ラジオ会話」なんか聞いたり、そんなの公式問題集とか市販の対策本
<br />すればいいんです。この大切な真理を説得力もって語ってくれるのがこ
<br />の本です。もちろん筆者のように何年かに一度勉強して弁護士になれる
<br />のはその人の才能かな?まあ使えるアイデアいっぱいの本です。私は仕
<br />事で困れば、(―飛躍ー)試験に集約します、最後は転職だ!!と考え
<br />れば、自分の努力で何とかなる形で納得できるので、くだらない日々の
<br />仕事も耐えられる。
<br />
<br /> 最後にもう一度「所詮この世は試験(志々雄真実風に)、勉強すれ
<br />ば、合格、しなければ、落第」
わたしは司法試験なんて全く縁のない人間です。別の世界のできごとです。が、<br>本書に書かれていることはしごく全うなどころか文句ナシの出来栄えです。<br>過去問からの逆算、目標を立てて邁進すること、人生の目的の見定め、テープの速聴、大量反復、凡人はスピードで勝負、モチベーションの保ちかた、期限の設定など‥‥<p>あやしい合格体験記などを読んだり聞いたりするより本書を熟読し片っ端から実行するほうがはるかに効果的である。<br>また前半の著者の失敗談も愛嬌を感じます。<br>大学受験に換算すれば本書を知らずに右往左往で地に足のつかないトンチンカンな勉強を繰り返すよりは10倍(いやもっとかな)楽に同じところ(点数)に到達できます。やらない道理がない。
それで人間の全てがはかれるわけでもなく、運の要素も大きい、<br>しかし目標の学校に入るためや、資格を取るために必ずくぐらなければ<br>ならない関門、それは試験。<br>どうせくぐらなければならないのならば、極力ムダな作業を廃して<br>効率的にしようというのがこの本の主旨。<br>全部が全部、首肯できたわけではなかったが、問題集の使い方など、<p>かなり目からウロコで参考になる。また文章が面白く飽きさせない。<br>著者が予備校の人気講師だというのが理解できた。<br>最難関の国家試験である“司法試験”を主たる対象として書かれた<br>本だが、かなり応用の利く内容なので、<br>何かの試験を受けようとしている人にオススメである。