私は10年から15年も前に作られたIBMのAS400で稼動する生産管理を保守しております。
<br />この本を読んで自分の目の前に在るシステムと比べると、うなずける部分がこの本にはいっぱいありました。
<br />本が提唱するDB設計になっている部分は、なんら問題なく今も動いています。(あまりにもDB設計が似ているのでビックリです)
<br />未来在庫の予測などは勉強になりました。
<br />トリガー機能やジャーナル機能の存在をこの本で知りました(無知で恥ずかしいです)
<br />受注と出荷の関係や発注と仕入れの関係も良く理解できました。
<br />DBの正規化のプロセスが存在するなんて知りませんでした。
<br />今までの経験でなんとなくDBを追加していましたが、正規化を知っていればもっとマシなDBが追加できたのにと悔やみます。
<br />このような有益な本を出版して頂いてありがとうございました。
業務系、特に生産管理のシステム設計についての本が少ない中で
<br />実務で役に立ちます。「渡辺式ER図」は手書きでは書きやすい
<br />のですが、仕様書をEXCELやVISIOで書くときに困ります。
<br />著者はモデルリング用のフリーツールも作っているので
<br />一度、参考までに見てみたら?
<br />あくまでモデリング(概略設計)用で、DBの詳細設計には別のツールが
<br />必要ですが。
<br />
テーブル設計にはそれなりに自信があったが<br>この本を読んで未熟さを痛感。<p>例題も秀逸で、テーブル設計のトレーニングには<br>もってこいです。<p>【この本のポイント】<br>なんと言っても「渡辺式ER図」。書きやすい。<br>テーブル設計をするSEは、ぜひ身に付けるべし