僕は自分なりに勉強して、ファンダメンタルズを見て投資先を決定するスタイルで株式投資を行ってきました。
<br />しかし、ファンダメンタルズだけでは思ったほど投資結果がよくありませんでした。
<br />そんなときに出会った本がこの本でした。
<br />ファンダメンタルズ・テクニカル両方についてわかりやすく説明してあり、ありがたい本でした。
<br />あとはもっとこの本を使いこなせるように実践を重ねてくつもりです。
<br />
ファンダメンタルとテクニカルの融合、思えばありがちな作戦なのだけれど
<br />あまり実践的にここまで書かれた本は少なかった気もします。
<br />ファンダメンタルに優れた株をテクニカル売買することで資金効率を上げる。
<br />ただ一冊の本の中に2つのことを説明されているのだから
<br />270ページあっても内容が足りない感じです。
<br />当たり前と言えば当たり前ですが…
<br />エビデンスに基づいた投資法と言えばKAPPAさんの本と似ているのかと言えば
<br />まったく似ていません(笑)田平さんは積極的にテクニカルを取り入れて
<br />文章も万人向けに読まれやすいように意識的に書かれています。
<br />ただ面白いもので両者を比較して実際に行動をするのならば
<br />やさしく、誰にでも分かりやすい様に書かれているが、これは実は難しい
<br />実はこの投資法は難易度がけっこう高いのだ。
<br />なぜなら田平さんの方は定性分析も取り入れているが
<br />これを真似するにはそれなりの投資経験と他の本から
<br />定性分析をしっかりと学ばなければならない。
<br />わりと投資経験もあって更に自分のパフォーマンスを向上させたい人には
<br />新しい価値観を手に入れられて素晴らしい内容の本でしょう。
<br />
割安、成長株を選定し、テクニカルに売買する。私的には大変納得できる取り組みです。
<br />
<br />今ではなく、数年先の状態を見越した上で、割安かどうかを判断する。 バリュー系の投資本を見ると式の意味はそうなのだが、ピンと来ていませんでした。
<br />
<br />当たり前といえば当たり前なのですが、まともに説明されると、なるほどですね。
<br />
<br />テクニカルでは、限られたツールしか書かれていません。実際に取引をされている方の発言であることが分かります。 ましてや、この著者のサイクルで投資をされているならなおさらですね。
<br />
<br />銘柄分析対象の選定をアナリストにアウトソースするとは。。。拍子抜け半分、確かに有効な方法だなぁと納得するの半分です。
<br />
<br />全体を通して、あくせくしないが、積極的な株式投資と感じました。