五感を刺激する料理は、消化酵素の分泌をたかめる作用があります。そして、これらのレシピは毎日取ることに栄養学的効果があります。ゆえに、巻末にある効用をもとに、単品を長期間(1ヵ月ぐらい) 取ることにより、陰陽のバランスが取れて、健康になってきます。その意味では、この本は薬膳入門にはうってつけでしょう。この本とあわせて「薬膳と中医学」という本を合わせて買えばよいです
冷え性の私です。結局健康には食事と運動だという結論にたどり着き、冷えは良くない、そして薬膳が良いというのも知っていましたが「薬膳は作るのが難しい、食材が高い。」という気がして挫折しかけた時、この本に出会いました。大正解の本です。まず、生姜と葱ならいつでもどこでも安価で手に入る。そしてこのレシピは山ほど生姜と葱を食べられる。最初レシピを見たとき、「え?ホントにこの量なの?こんなに食べられるの?」と思いましたが、結構食べられます。そしてフライパン一つでどの料理も15分程度でできるのが、とても楽です。確かに体質改善なってます。体温が上がってきましたし、鼻炎もおさまってきています。どれだけ食生活が大事かを教えてくれた本です。そして美味しい。野菜を一杯食べたい私にはぴったりの本です。これからのシーズン風邪が流行る時など、大活躍しそうです。
40年以上私は鼻炎でした。ところが突然スーッと通るようになったのです。なぜ?どう考えても、当時旬の野菜で安価だった葱を毎日毎日食べ続けたせいとしか思い当たる節がないのです。<br> 今回この本に出会い、読んでみて理にかなっていたことが分かりました。現在は血液をサラサラにする生姜料理にもチャレンジしています。<br> 巻頭には、かわいいイラストで効能がひと目で分かるように、また巻末には一つ一つの料理の効果が表にまとめられています。薬膳と言っても、本の中の料理は手軽に簡単に作れます。フライパン一つでできますよ。花粉症の兄にも薦めています。