本当に、いろいろな考え方があるんですね。
<br />私はそんなこと あんまり、というか全然考えず、
<br />立ち読みしながら 涙してしまい
<br />「彼にプレゼントしよう!」と思い、
<br />プレゼント用にラッピングしてもらい
<br />喜んでもらいましたよ。
<br />
<br />そして、
<br />「男女問わず、好きな人にこの本贈りたいなー」と
<br />思ったのですが。
<br />なお、英語版にも目を通してみることにします。
毎日愛おしい子供の寝顔を見てるとこの絵本を思い出します。
<br />私は単純に子供もオトナも無条件に大きい愛情に包まれてる安心感が必要だとオモウから。ムキになって競って答えてるとか自己満足だとは受け取らなかった。やっぱり自分が愛してて欲しいと思う人(自分の両親)なら自分より多く愛してもらっているって思いたいのが子供だと思う。愛情をたくさん受けていると感じて育つ子は幸せで、外で辛いことがあっても帰るトコロがあるのは大切なことに感じます。
この本をAmazon.com で検索したら、低い評価をしてる人が多くて驚いた。びっくり。
<br />理由は「愛情の大きさという量りがたいものを親子で競う」、しかも「子供の精一杯の気持ちを、親が一枚上手(うわて)をいくことで常に踏みにじる」ということに対する嫌悪感のよう。「自己満足に陥っている最悪の母親の典型像」という意見まである。
<br />私はこの本、かなり好きですが、それでもこういった意見を読んで「なるほど、わかるわ」と思ってしまいました。そう・・・そういう親に育てられると、子供は苦労しますな。アダルトチルドレンてやつ。
<br />私が思うに(親だとしたら)この親ウサギは、「自分のほうがもっとあなたを好きだ」なんてマジで思って言ってるわけではないんじゃないかしら。(ほんとにマジだったら、確かにヤバイ。子供にとって、親はほとんど「神様」であり「全て」です。そういうことに気づけない親・・・よくいますけどね。)
<br />「どっちのほうがより好きか」なんて、本気で競うような気持ちなんかさらさらなくて、
<br />ただ「お母さんのほうがもーっと好きよ」と言われると、子供は自分が負けて悔しいのと同時に、くすぐったくてうれしいこともよく知ってるから、二人で言葉のふざけっこを楽しんでるだけだと思う・・・私はそう受け取りましたけど。
<br />「あなたも私をいっぱい愛してる。私もあなたをいっぱい愛してる。」という、最高に幸せな気持ちを楽しんでるだけだと思う。
<br />でも、そういう否定的な意見、確かに見逃せないです。
<br />大人は子供に対する時、あらゆることを決めつけがちになってしまうものだし、子供のようにちゃんと「感じる」ということを、決定的に忘れがちなもの。実はこの「感じることの欠落」こそが、今の不穏な社会情勢にさえ繋がっているのだと思います。
<br />子供の声も、自分の「奥」の声も、ごまかさずちゃんと聴くこと。それが絶対に忘れちゃいけないポイントかもね。この本に限らず。
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