先日、以前同じ部署だった同僚の女性のお父さんが亡くなりました。
<br />まだ62歳。
<br />肺炎で、突然、とのこと。
<br />彼女寂しそうでした。
<br />突然の肉親との別れなど、人生には本当に辛いことが起こります。
<br />そんな時、この本を読むと気持ちが少し、楽になります。
<br />国立大学の経営学の先生が、
<br />従業員の生きがい、モチベーションを高める方法を模索していたら、
<br />「生まれ変わりの科学」にたどり着きます。
<br />この本は、その研究成果を纏めたものです。
<br />認めたり、信じたりする必要は、この本の場合ありません。
<br />ただ、この本に書いてあることが本当だったら、
<br />自分の人生はどう変わるだろうか、と、ちょっと思ってみればいいだけです。
<br />僕はこの知識を持つことで、仕事だけでなく、プライベートも含めた人生すべてが、
<br />勇気付けられました。
<br />僕にこの本を紹介してくれた先輩に、とても感謝しています。
<br />僕がもらった元気を、皆さんと少しずつ分け合えたら、
<br />と思って、ご紹介します。
生まれ変わりについては、賛否両論あると思います。
<br />親しい人を亡くされた方や生きてることに
<br />悩んだときなど、きっと救われる部分があると思います。
<br />
<br />読んだ人が「どうせ生まれ変わるんだから今はどうでもいいや。」ではなく
<br />「だからこそ精一杯生きるんだ」みたいになったら良いなと思います。
皆さんは生まれ変わり、死後の世界を信じていますか?
<br />信じていない方は、人間は何のために生まれ、生き、死んでいくのだと思いますか?
<br />
<br />本書は、大学の経済学の教授が、世界各国の信頼出来得る臨死体験や
<br />退行催眠による前世の自分を垣間見る体験などの科学的な研究を元に、
<br />死後の世界や生まれ変わり、魂のような存在について研究されている事実を
<br />分かりやすく整理しています。
<br />
<br />そして、そうした研究や実際に体験した人達が、そこから人生にどんな意義を見出したのか、
<br />我々はそこから何を学ぶことが出来るのかを示唆しています。
<br />
<br />著者はどんな宗教団体にも所属せず、中立的な立場で論じています。
<br />決して、「死後の世界は絶対にある」とか「ない」とかを語るのではなく、
<br />それを信じる信じないは読者の自由であるが、多くの実例、実体験者の感想、研究結果から、
<br />信じる事、想う事で、今生きている人生に生きがいを見出せるのではないかと。
<br />
<br />こうした魂、死後の世界の存在を信じる事で、つらい事があっても、嫌な人と出会っても、
<br />前向きに捉える事が出来るのではないでしょうか。
<br />また人生から逃げ出したいと思う時でも、逃げる事に意味がないことにも
<br />気づけるのではないでしょうか。
<br />
<br />これまで漠然と考えていた、人生という長いスパンでの人生観、
<br />それをさらに長いスパンで見る事を本書から学びました。