この本はタイトル通り、呉善花さんが日韓の文化の葛藤を克服し、しっかりと日本のあり方を理解し、徹底的に植え付けられた「反日思想」の洗脳から解き放たれる過程を綴った本である。韓国人特有の「恨」の考え、身内に甘く、他者に厳しい韓国社会の現状、事実を直視せず、気に入らない意見の排除、言論統制、単純な儒教的権威主義、どれをとっても未熟な民主主義としかいえない韓国のあり方を両断している。極端に捻じ曲げられた歴史解釈や意図的な歪曲、主張を通すためなら手段を選ばず、嘘さえもつく韓国の稚拙さには読んでいるうちに気が重くなった事も確かだ。しかし、韓国との友好を本当に望むならこういった曲解に対しても毅然とした態度で挑まなくてはならない。その際、この本は韓国人の思考および行動パターンを知るために役立つだろう。
反日意識の強かった著者がいかに日本の良い部分、利点を理解するようになったか。
<br /> ある種、韓国国内でも異端だった著者だからこそたどり着けた認識だといえるでしょう。
<br /> 両国を合わせ鏡とすることで、論理的に考えぬいた結論を明らかにしています。韓国ではいまだ
<br />儒教(特に朱子学、キリスト教も韓国ナイズされている)が根強く、年功序列のしぶとさには、
<br />計り知れないものがあります。
<br /> それと同時に日本の村社会的な面を浮き彫りしているところが本書のよいところです。
<br /> 話自体もおもしろくオススメできます
お互いの文化の違いを乗り越える難しさが良く解った。<br>日韓の真の友好へのヒントがこの本には有ります。<br>ただの日本万歳本では有りません。<br>相互の文化の違い歴史の違いを乗り越えて、初めて第一歩が<br>踏み出せるのでは無いでしょうか。<br>それと・・・「余は如何にして基督信徒となりし乎」をぱくった<br>との事ですが、著者は中できちんと尊敬する内村鑑三氏の題名を<br>不遜ながら参考にした事、決して日本人とキリストを同化している<br>のでは無いとはっきり書いて居る事を著者の名誉の為にも弁護して<br>おきます。<br>内容を読まずに「ペケ」と乱暴なことを言わないようにしましょうね