ふと、「自分は何のために生きているんだろう」
<br />と思った事のある方は少なくないはずです。
<br />生きる理由が思い当たらず、人生に行き詰まっている人もいると思います。
<br />この本は、そういった方に生きる意味をわかりやすく教えてくれます。
<br />最近、「スピリチュアル」な話がブームを呼んでいます。
<br />この本も、表現を変えるとスピリチュアルな内容ともとれます。
<br />しかし、オーラだとか霊だとか、見えないものを信じるのは難しいことです。
<br />それらの言葉を使わずに、著者の実体験を交えつつ生きる意味について分かりやすく書かれた一冊です。
<br />「1」もありますが、内容は直接はつながっていませんし、とっつきやすいのでこちらから読み始めるのもいいと思います。
飯田さんの本は『生まれ変わりのしくみを科学的に話す』ことにより、スピリチュアルな内容を含むにも関わらず、学術論文等を多く引用することにより一般的な方にも沢山評価されてきました。
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<br />しかし『何故経営学者である飯田史彦さんが生きがい論を語るのか?』という疑問に対して満を持して勇気を持って出版されたのがこの本です。
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<br />9年前に初めて生きがい論の著書:生きがいの創造を出版した当時は多くの中傷や攻撃を受け傷ついたそうです。
<br />それでも長い時間をかけて沢山の著書を世に送り出しながら魂のメッセンジャー(この本を読むとわかります)としてのボランティア活動を続け、ようやく勇気を出して書かれた本です。
<br />飯田さんご自身の体験談を書かれてます。
<br />スピリチュアルな内容ですが体験談=事実です。
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<br />飯田さんのこれまでの著書を通じて書いてきた『生きがい論』のエッセンスも序章に凝縮して書かれてますので、飯田さんの生きがい論に初めて触れる方にもおすすめだと思います。
<br />ご興味があれば手に取ってみて下さい(^^)
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勇気と希望を与える為に書いた本である。と著者自身が本の中で語っています。
<br />飯田先生自身の不思議な体験が書かれているのですが、亡くなった方々が現世で生きている私達に対して、どんなに寄り添っているかという事が書かれています。
<br />本当に不思議な話ばかりで、信じる事ができない人も居るかもしれません。しかし、一つの物語として読んでも十分に面白い内容だと思いました。また、愛する人を亡くされた方にとっては、本当に勇気と希望が持てる内容です。私も身近な人を亡くして間がなかったからか、読みながら涙が出てきました。