第一章二章の内容は今まで何度も語られてきたことですが、
<br />終章の日本文明についての記述はこの本の白眉ではないでしょうか。
<br />全体的にきれいにまとまっているので、
<br />こういった内容の本を今までに読んだことのない人にはお勧めできると思います。
はっきり言って、ふ〜〜んて感じ。私、この本に書いてあること全部知ってます☆
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<br />同じことばっかり喋って儲けるのそろそろやめたら、中西輝政先生☆☆
日本人は歴史、特に戦前の歴史を知らないと言われる。それはなぜか。実はそこには日本の土台を骨抜きにしようとする深慮遠謀があった…。
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<br />「戦後民主主義」の実態と、戦後60年を経て明らかになってきた“あの戦争”の真実を簡潔、明瞭に教えてくれるという意味で、大変価値のある一冊。日米開戦の舞台裏にソ連と共産主義者が深く関わっていたこと、戦後の日本が「まるでダメな国」になってしまった背景にも、左翼が深く関わってきたことが分かって、面白い。
<br />天皇についての章も、日本人として知っておきたいことである。
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<br />一方で、日本文明とは何かという問いに、日本人は神道であり、それが日本人のこころだと断言されると、クリスチャンである私は困惑してしま
<br />う。私はすごく愛国心を持っていると自覚しているのだけれど。毎日神に祈っている私が、正月の初詣ぐらいしか神の前に出ない人より日本人のこころを持っていないとは、思いたくない。日本人のこころは、何を信じるかという宗教の枠を越えたところにあると私は思っているのですが。なぜそう思うかというと、これまでにアメリカ人、インド人、インドネシア人、パプアニューギニア人、フィリピン人、シンガポール人、フィンランド人など様々な国の牧師と出会う機会がありましたが、みな同じクリスチャンでありながら、なおかつそれぞれの民族性を保っていたからです。
<br />そんなわけで、そこのところが不満だったので、☆マイナス1で。