所謂、子育て、育児関係の本を初めて読みました。
<br />読後、正直言って、遅きに失した感が否めず、大いに反省しました。
<br />でも、これからは本書に書かれている事を肝に銘じて愛する子どもたちに接していこうと思います!
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<br />子育て、つまり、『子どもの育て方』の参考図書ですが、『人との接し方』と読み替えましょう。
<br />相手は紛れもない『子ども』ですが、人であることに変わりはありません。
<br />適当な接し方をしていると、察知します。愛されていないと感じます。
<br />その時の気分で反応が違っていたり、虫の居所が悪くて大声を出してしまったり…。
<br />そんな人は我々大人の世界でも、疎まれ、軽んじられ、信用して貰えませんよね。
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<br />自分が出来ていないことを子どもにやらせようとしても無理だし、仮に出来ていても、大人だから出来ることもあります。
<br />出来ない事がちょっとくらいあっても、長い目で見てあげて、最終的に出来るように導いてあげるのが親の役目でもあります。
<br />でも、子どもが生まれてくる前は、五体満足であればいい、元気に成長してくれたらそれでいい、と
<br />思っていた筈。
<br />子どもが成長するに連れ、望む要求が段々増えてきていますよね、というくだりにはハッとしました。
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<br />子育ては完璧に出来ているつもりの人、自分の家庭に問題は全く無いと思い込んでいる人に是非読んで欲しいです。
<br />子育てに悩んでいる人は何らかの参考図書を見たりと、自助努力をする筈ですから。
<br />如何に自分が感覚で子育てをしていたかがイヤと言うほど分かります。☆5つです。
誰でも「自分の子どもはできるんだ」と信じてあげたい気持ちや、「できる」ことを望む気持ちがあると思います。その強すぎる気持ちが、時に子どもを苦しめる圧力となることを、親はもっと心にとめておくべきだと気づかせてくれます。
<br />子育ては、肩の力を抜いて、のんびり楽しみながらするものだ、それでいいんだよ、別にさぼってるわけじゃないよと言ってもらえているようでした。
<br />そんな中でも、工夫して子育てすることの大切さ(本文では改善と言っていたと思います。)を再認識しました。前もって工夫、準備しておくことが、こんなに子育てを楽にするんだなぁと感謝の気持ちでいっぱいです。
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叱ることは必要だと、言われているが、はたしてほんとうにそうかと考えてしまう。
<br />親が叱らなく、子育てが出来れば素晴らしいことだと思う。
<br />しつけの前に愛情、まさにその通り。
<br />親自身の躾けや子供との接し方を振り返るのに、参考になる本である。