MBA恋愛戦略の総集編的な書籍でしょうか。
<br />MBA恋愛戦略の方では辛口なコメントにしましたが、なんだかんだ言って
<br />私の中では評価はかなり高い方なんですよね。
<br />前書籍と比べて堅苦しさが消えて多少読みやすくはなりました(高ポイント)。
<br />既婚者が何故モテルのか?という理由もなるほどと思いました。
<br />この手の書籍は、解説通りにすると失敗しやすいのですが(失敗しても成長するから良いけど)、
<br />リスクのあることは一切書かれてません。その点、失敗もしないと思います。
<br />基本中の基本ではあるのですが、それを理解しきってる人はそうはいないと思います。
<br />みんな経験と無意識でやってる事なんですよね。
<br />その普通に気付かない基本中の基本や、最初から最後まで
<br />彼女が出来るためにはどうすればいいのか?
<br />というのを詳しく親切丁寧に解説している本です。
<br />織田 隼人著者の次回作に期待してます。
<br />
「ビジネスと恋愛は似ているところがある」とは多くの人に共通する認識ではないかと思うが、本書は実際どこがどう似ているのかということを文章化することに挑戦している。
<br />
<br />かなり難しい試みだと思うので期待しないで読み始めたが、いい意味で期待に反し、おもしろかった。
<br />
<br />経営理論のテキストを読んでいると、どうしても書いてあることが当たり前に思えてしまい、これまでなかなか頭に入ってこなかったのだが、本書では恋愛と絡めて説明しているので、経営理論を自分のこととして考えられるようになり内容が腹に落ちてくる。
<br />
<br />恋愛の記述も捨てたものではない。「個性的なメンバーと合コンに参加した時に自分をどううまくアピールするか」「恋人探しをしなければ永遠に彼女はできないが、強く求めれば目がギラギラして女性から敬遠されるという矛盾をどう解決するか」といった問題に経営理論からの解答が提示されている。
<br />
<br />かなり男性よりの視点で書かれているので、女性も男性同様に楽しめるかどうか疑問に思われる。
ブルー・オーシャン戦略とは「顧客(本書の場合は異性)に新しい価値を提示することで、既存の競争軸とは異なる競争軸を生み出す」というものです。
<br />その観点でいくと、これまではかっこよさや優しさなどが求められていたが、別の価値(何があるんでしょうね?)を見せることで異性にもてるということになります。本書の説明では異性をセグメント分けして隙間を狙う戦略になってしまいます。なかなか難しいですね。