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| 血涙〈上〉―新楊家将
(
北方 謙三
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前作「楊家将」を面白いと思った方は必読です。
<br />あの死闘から2年後、物語は始まります。
<br />楊業亡き後の楊家再興に六郎と七朗が尽力。
<br />そしてあの「宿敵」と予想だにしない新しい「登場人物」が、
<br />再興間もない楊家に容赦なく立ちはだかります。
<br />北方氏が「血涙」というタイトルをつけたのも納得。
<br />このタイトルにふさわしい、熱き男たちの新たなる戦いが、
<br />軽妙なテンポで展開されます。
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<br /> 出来れば楊家将を読み直してからじっくりと読むべきだと思う。
<br />極上のエンターティメントは読み進めるのが惜しくなる。
<br />ゆっくりとじっくりと良く味わって噛みしめて十分に咀嚼して読み込むべき作品です。
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