文七・・・・最初は遥かに年上だったくせに、今では遥かに年下になってしまった。
<br />しかし、文七の生き方には男の魂に火をつける「熱さ」がある。
<br />時代を超越した男のロマンである。
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<br />文七ともに格闘技の流れは変遷してきた。
<br />空手から関節へ。そして、グレーシーの出現。完成されつつある総合格闘技。
<br />その中で、いよいよ地上最強の男を決める闘いが始まってきた。
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<br />文七、姫川、巽、象山、葵、梅川・・・・・・
<br />一体誰が頂点に立つのか?
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<br />もし、私が島流しにでもなる際、唯一持っていけるとしたら・・・・
<br />間違いなくこの一冊を選ぶ。飢狼伝・・・・魂の一撃。
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高校生のころからずっと読み続けているこの小説。相変わらず面白い。
<br />前半秘伝書みたいな本がどうのこうのでてきてかったるくなりそうになったけど途中からやっぱりぐいぐい引き込まれた。
<br />今回の話は「プロレスラー最高!!」みたいな感じでした。
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<br />しかし現実には存在しない格闘家たちなのにこいつとこいつが闘ったらどっちが強いんだろう?・・とかつい本気で考えてしまうのがこの物語の楽しみの一つであり夢枕獏のすごいとこだとおもいます。
<br />ああ・・早くグレート巽VS堤城平の試合がよみてえ!!!
久々の餓狼伝。しかも、なぜか新・餓狼伝になってるし。
<br />でも、やっぱり面白い。次回は早めに仕上げてほしいと思う。
<br />格闘小説では一番面白いと思います。