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| 実録!少年院・少年刑務所―世間をアッといわせる意外な実態
(
坂本 敏夫
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長年、刑務所に勤められて方が、真摯に非行少年の処遇について書かれた良本でした。タイトルで失敗している、勿体ない･･･ミーハーの暴露本かと思ったよ。
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<br />具体的な有名少年事件や、仮想例などを使ってとてもわかりやすく記載されていました。また、長年勤務されていた人ならではの家裁への辛口コメントも興味深かったです（鑑別所の意見と、家裁決定の食い違いなど）。
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<br /> 少年法の改正などから、犯罪を犯した少年に対する処遇は厳しくなりつつあるように思える。しかし、実際に犯罪を犯した少年がどのような流を経て、どのような処遇を受けるのか詳しく知っている人は少ないのではないかと思う。<br>こういった内容の本は、こむずかしい説明本が多い中、本書は実際に少年刑務所で長年働いていた作者によって少年院や少年刑務所の実情を分かりやすく書いてある。面白い一冊である。
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