頭の中の考えを書き出すことでストレスが減るのは、確かだと思います。私も1回だけやってみましたが、すっきりしました。この本は内容だけでなく、別人の著者流名言の引用文が楽しい。「健康というのは病気がないということではなく、自分自身や周囲の状況との関係の変化に際して、首尾一貫した感覚を持ち、適切に機能する能力を持ち続けていくことだ、と次第にわかってきた。」(アーロン・アントノフスキー)など、確かにその通りだと納得させられました。
この本は、仕事についてだけでなく、自分の人生を良くすることのためにも役立つ。
<br />心(頭)の中で考えていることや気にしていることを”すべて”書き出すことで、自分が本当に気にしたいことや考えを巡らせたいこと、またはもっと新たなことを気にすることができるようになる!私は各ジャンル(仕事、家族、自分について、夢など)約30項目にわたりそれぞれについて気にしていたり考えていることを書き尽くすと、私は今までこんなに沢山のことを”無意識的”に頭の中で繰り返し保管し気にしていた(=そのことにエネルギーを消費していた)のか!ということに驚きました。とても役に立ちます。
私の仕事上のストレスを減少するには全く役にたたなかった。勿論、本書の内容でストレス減少できた人もいるだろうが、少なくとも、全ての仕事のストレスに効果があるとは思えない。
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<br />立ち読みで十分な内容の量と密度。
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<br />再読するのは、本書の内容とストレスの原因が合致していると感じる人だけ。
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<br />書棚の華にはならない。
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<br />類書は多く、代替可能な本も多いと思う。