内容についてはとても良かったと思います。
<br />あとでウェブ上の元ネタとなった文章を読んでみたのですが、何と、全然良くありません。
<br />文章は同じなのに。
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<br />紙に印刷された本として読むことで、ちょっと悪ふざけ的なノリが中和され「柔らかい言葉で固い内容に触れる」という調和が生まれているのかもしれません。
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<br />ぜひ、本を手に取ってみて下さい。
この本は「哲学的な何か、あと科学とか」というサイトの内容を書籍化したものです。<br />内容は難しい用語を使わずに哲学や科学を説明しているものです。<br />なので、哲学に興味があるけど難しそうだからちょっと…という人にはおすすめです!<br />軽く誤字がありますが気にならない程度なので文句なしに星5です。<br />ちなみに哲学だけではなく、科学的なことも説明してますのでそちらに興味がある人にもおすすめです。ちなみに量子力学・相対性理論・カオス理論・多世界解釈などが出てきます
まじめな第一章の導入部からしてパンチの聞いた挑戦的な滑り出しである。
<br />今までの哲学書になかった「型破りの入門書」と言っても良いでしょう。
<br />哲学の持つ面白さを「ひたすら明るく」そして皮肉を交えて科学との関連を交えながら進めて行く語り口のうまさには関心します。
<br />「真理」に近づくための「哲学の手法と考え方」は情報が氾濫し本質を見失いがちな現在のネオズンにこそ必要なのではと考えさせられました。
<br />良い意味で「毒」があり、ブラックなネタにさえ明るさがあり、最後まで一気に読んでしまいました。
<br />書籍化される際に巧みに「編集」され、より読みやすくなっています。
<br />哲学に縁の無かったすべての方に推薦します。