YOHANが発行しているカタログ『洋書セレクション』の紹介記事を見て 幼稚園年少組の娘のために購入しました。
<br /> Tomorrow, The Kite, Shivers, The Hat, Aloneの4つのお話が収められていますが、最後の2つのお話がとってもいいです。友達を思う心の大切さをこのお話から読み取ってくれる日がきっと来るだろうと私自身が思いながら一気に読んでしまいました。
<br />押しつけがましいところがないのと、絵を眺めているだけでもほのぼのさせられます。
<br /> 初めてこのシリーズを手にしたのですが、他に3冊発行されているそうなので、早速購入したいと思っております。
どのお話も素晴らしいが、特筆したいのは最後におさめられた「ひとりきり」。こんなにシンプルで、あたたかくて、チャーミングなお話は他にない。孤独や友情や愛情といったことについて、心に深く刻まれる作品だ。名作との評価が高いのも頷ける。もちろん絵の可愛さも抜群だが、ただそれだけではない。生きていく上で指針となるような、そんな考え方を、大仰にならず、素直に伝えられている絵本だと思う。
小学校の教科書に「おてがみ」っていうのがあって、いつも子供が音読してくれているのを聞いて、ぜひ他のシリーズも読んでみたい!って思いました。子供も食い入るように真剣に読んでいました。本が苦手な子も、ところどころ挿絵もあって興味を引く内容となっています。もっと、もっと、“アーノルド・ローベル (著), ”の本を読んでみたいと思いました。子供にもせがまれていて、次はどれにしようか2人で相談中です!ほんとに良い一冊です!