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| 女の子を伸ばす母親は、ここが違う!
(
松永 暢史
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これまでの著書での著者の筆致は、時にユーモアを超えて揶揄やおふざけが過ぎるものが多かった。この本の筆致は、女の子を持つお母さんに向けて書かれており極めてオーソドックスでまっとう。前著「男の子を伸ばす・・・」と読み比べれば対象的。女の子はオーソドックスに育てるのが正解であるというのが著者のスタンスである。
<br />こどものころから規律を守りつつ芸術に親しみ家事もきちんとこなせる女の子が、実は、勉強ばかりしている女の子より勉強ができトップ層を形成し、人間的にも幸せになるのだという。
<br />男女のジェンダーをよく理解しているといえるし、ここまで対象的に男の子育てと女の子育てのポイントを書き分けるというのも面白い。
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