垂直の記憶―岩と雪の7章 みんなこんな本を読んできた 垂直の記憶―岩と雪の7章
 
 
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垂直の記憶―岩と雪の7章 ( 山野井 泰史 )

記録が読みたかった。「ソロ」を読んでいるものとしては、そこが足りなかった。いろいろあったようですが、ベストクライムといわれるクスムカングルは読めると思っていたので残念だった。「誰が読むのか」というのがアレなんだろうな。。。

 本物。ただそれだけ。テレビや雑誌などを通して <br />色々偽者があふれているが、こういう人が <br />いるってことは、まだまだ人間も捨てたもんじゃない。 <br />読めば誰でも何かを感じられるはず。

世界最強の単独登山家、山野井泰史さんの自著。 <br />ヒマラヤ・カラコルム山脈でのクライミングを中心に7章に分けて、その模様と心境を載せている。 <br />専門用語が多いので、クライミングの知識が少ない人が読むと苦労するかもしれないけれど、山野井さんの山に対する想いは通じると思う。 <br /> <br />日本では「目立たず世間に出てこない登山家」世界では「他の誰も到達し得ない稀代な人」という扱い。 <br />もともと山野井さんが目立ちたくない人だから仕方ないんだけど、 <br />日本はこういう人をもっと取り上げた方が良い。 <br />イチローや北野武に匹敵する、途方もない人なのだから。

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